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サーフボード選び < これでサーフィンができる!

何はともあれ、ボードがなくてはサーフィンになりません。
そして、初心者の人には、このボード選びが結構重要になってきます。
では、サーフボードの基本的なことから順に説明していきたいと思います。


サーフボードの種類と素材

ボードはその長さによって大別されます。
長い方から順に、ロングボード、ノーズライダー、ファンボード、ショートボードというように分けることができます。
そしてその順に、小回りが利き、よりトリッキーな動きも可能な板となります。
ロングボードはゆったりとした動きをし、逆にショートボードは、素早く細かいターンや、時にはジャンプもすることが出来るのです。


もともと、サーフィンといえばロングボードしかありませんでした。それがサーフィンの技術の向上とともに、より動き易いショートボードが開発されたという経緯があります。
どちらが優れているということではありません。人それぞれのサーフィンスタイルに合わせて、またその日の気分や、波の状態に合わせて乗り分ける人もいます。
キムタクはロングボードですよね。どこかで、「ロングボードのゆったりとした動きが好き」と言っていたのを聞いた記憶があります。


ノーズライダーはロングとショートの中間位の長さで、その名の通り、ノーズライド(板の先の方に乗ってサーフィンすること)も出来るように板の先の幅が少し広くなっている板をいいます。

ファンボードは、波に乗る楽しさを追求するために開発されたボードです。タイプは色々で、ショートに近いものから、ロング寄りのものまであり、あまり決まりはないようです。楽しめれば全てファンボードってことでしょうか。


だいたいの長さの目安はこのような感じです。
ロングボード 270〜300cm前後
ノーズライダー 220〜250cm前後
ファンボード 200〜230cm前後
ショートボード 180〜190cm前後


では、ボードはなにでできているのでしょう。


ボードは発泡ポリウレタンで作られており、非常に軽いです。初めて持った時、予想以上に軽くてビックリしたことを覚えています。
軽くてもある程度丈夫でなければいけませんよね。
そこで、ボードの中心にはストリンガーという木製の補強材が挟まれていて、板が折れ易くなるのを防いでいます。
また、板のまわり全体に、ガラス繊維で編まれたガラスクロスという布のようなもので包んで、その上から樹脂で固めて、板のへこみと全体の強度をさらに強める作り方となっています。


サーフボード各部の名称

板の先端部分を「ノーズ」と言います。その反対のおしりの部分を「テール」と言います。


人が乗る面(つまり表側)を「デッキ」と言い、その裏側を「ボトム」と言います。


そして、「ノーズ」と「テール」を結ぶ側面を「レール」と言います。
この「レール」は、次の項目で出てくるので覚えておいて下さいね。


ボトムのテール側に付いていて、ボードを直進させるための突起をフィンと言います。


「形の違い」によって変わる「ボードの性能」

ボードは、同じショートボードでも形が異なれば一本一本性能・動きが違ってきます。
@形によって、Aどの様な違いが出るのかを見てみましょう。


@「形の違い」が表れるところ。ボードの性能・動きに影響を与えるところ。
@長さ
A幅
B全体の厚さ
Cレールの厚さ
Dロッカー(板の“反り”のこと)


A@〜Dの形状によって違いの出る「ボードの性能」。
T回転性
U浮力
V安定性


@とAの関係は以下のようになります。
長さ が違うと 回転性・浮力・安定性 に違いが出てきます
回転性・浮力・安定性
全体の厚さ       浮力・安定性
レールの厚さ(注1) 回転性・    安定性
ロッカー 回転性・    安定性


回転性が良くなると、ターンがし易くなり、機敏な動きが出来る様になります。
浮力・安定性が上がると、パドリング、テイクオフがし易くなります。
(浮力が大きくなると、水(波)の力を十分に受けることができ、パドリングが速くなり、テイクオフもし易くなります。)
(安定性がよくなると、バランスが取りやすくなり、パドリング・テイクオフ(からスタンドアップ)がし易くなります。)


@とAの関係をさらに細かく見てみると次のようになります。
(↑↓は数値の上下を意味します)
  回転性 浮力 安定性
長さ
全体の厚さ ×
レールの厚さ ×
ロッカー ×


(長さが長くなると、回転性は悪くなるが、浮力が大きくなり、安定性が良くなるという意味です。長さが短くなった場合は、矢印が逆になるだけなので、省略しました。)


(注1)−レールの厚さは、スピードにも影響を与えます。サーフィンはターンをする時、片側のレールを水中に食い込ませて行います。この時、レールが厚いと浮力があるため食い込ませるのに力が必要ですが、その分反発力でスピードを得られます。
逆に、薄いと食い込ませるのは楽ですが、スピードをつけるのが難しくなります。


初心者用サーフボードの特性

では、初心者の方にはどんなボードがいいのでしょうか。


長く楽しくサーフィンをするために、初心者の人に必要なボードとは、
・無理せずに、なるべく早く上達できるものであること
・基本に忠実に上達でき、変な癖がつかないようなものであること
であると考えます。


そのためには、
・長めであること ←浮力と安定性が増すので、基本であるパドリングとテイクオフ(からスタンドアップ)が早く習得できる。
・幅が広めであること
・全体的に厚めであること
・レールが厚めであること ←安定性が増して、パドリング・テイクオフが習得しやすいし、しっかりと体全体で体重移動をしたターンをしないとうまく曲がってくれないため、足首だけをひねってする変なターンのクセなどをつけずに上達できる。(しっかりとした体重移動の練習ができる!←とても重要)
・ロッカーがゆるめであること ←安定性が増して、パドリング・テイクオフが習得しやすい。
以上を満たしているボードが、初心者の人に最適なボードと言えます。


これらのことを念頭に置いて、あとは身長と体重を考慮して、バランスをとってボードを選んで下さい。


◆選ぶ時のヒント
・体重が標準的ならば身長+15〜20cmくらいの長さのものがちょうどいいと思います。
・体重が重かったり、長さの合うボードがなかったなら、、少し厚めにするとか、幅を広めにするとかで調節して下さい。
・1インチ(inch)(1'')=2.54cm
・1フィート(feet)(1')=30.48cm
・インチ次に『3/4』などとあるのは、1インチのさらに細かい表し方です。(4分の3インチということ)
・読み方→『6'4''』=『シックス・フォー』

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